2024年11月 高尾山、膵臓がん患者と家族の集い、玉ねぎ栽培、金時山

術後再発転移

11月は遠くへの旅行には行かず近場の山で山歩き。

11月の頭には、友人夫妻と4人で高尾山へ。
景信山、城山、高尾山を縦走する10キロ強の縦走コース。ただ、今回は山歩きよりは、山頂でのワインがメインイベント。ゆったりとしたペースで歩き、城山山頂で持って行ったおでんを温めワインで乾杯。気持ちが良くなったところで、高尾山からの下りは6号路という渓流の脇の道を降りて行ったが、木漏れ日が降り注ぐ中気持ちの良いルートを楽しむ事が出来た。まだ紅葉が始まる前だったが、きれいな緑の木々の中、渓流の水の流れる音を聞きながらの下山はとても素敵なルートだった。

11月10日には、蒲田で開催された膵臓がん患者と家族の集いに初参加。(https://www.tsudoi-cancer.com/Home)50名ほどの膵臓がん患者やその家族の方が集まるイベントで、講演を聞いた後で参加者の間で交流会が行われるのだが、同じ病を抱えた人が集まり情報交換が出来るとても貴重な機会だった。100回以上抗癌剤治療を続けている方や、聞いたことも無い新しい治療を挑戦している方から聞く話はとても新鮮で、厳しい病にかかっているにも関わらず前向きに元気に生きている方の話はとても参考になった。次回は1月にあるようだが、是非妻と一緒に参加したい。

11月は玉ねぎの苗を植えるシーズン。11月中旬に妻の実家の畑を耕し、500本ほどの玉ねぎの苗を植えたが、畑仕事はサッカーや山歩きより遥かに激しい運動。抗癌剤を打った翌日に鍬をふるい畝を作っていったのだが、思いのほか息が切れ休み休みの作業でようやく完成。抗癌剤を打った後は身体を動かした方がすっきりとするのだが、全身運動の畑仕事はちょっとハードだったようだ。

11月末に妻と金時山を登頂。気軽なハイキングコースだと言う情報を事前に聞いていたので気楽な気持ちで登ったのだが、思ったよりきつい登り坂。ただ、山頂まで登ると目の前には雄大な富士山が突然と現れ、山登りの疲れも吹き飛ぶ景色。往復で4キロほどのコースなので、早朝から登り始め昼前には下山する事が出来た。

足先の痺れは毎週少しづつ強くなっており、金時山から下山した後には痛みが出るようになってきたので、箱根の日帰り温泉でゆっくりと温まり足をマッサージ。お湯の中でマッサージをすると、足先の痛みも弱まり普通に歩けるようになったのだが、毎週数ミリづつくらい痺れの範囲が広がり痺れも強くなっており、そのうちにサッカーや山歩きが出来ないようになるのでは無いかと少し不安を感じている。

足の痺れがこれ以上強くならないように、痺れを引き起こすアブラキサンを減量してもらうお願いをしようと11月末にI医師に相談した。ちょうどその前週に撮ったCTでは肝臓にあった影が更に小さくなっていたのだが、肺に小さな影があるとの事。まだ小さく癌かどうかも判然としないという事だったが、とりあえずはもう少し様子が見えるまではこれまで通りの抗癌剤治療で進める事とした。

まだ足の痺れは日常生活には全く問題無いので気にするほどの事も無いのだが、出来るだけ痺れが強くならないように普段の生活でも足を温めた生活を続けるように気をつけたい。

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